SES企業とは?つらすぎる・やめとけの声に反論する理由、見分け方などを紹介!

皆さんは、現在、どういった職種についていますか?

営業、医療・介護、事務…、など多くの職種についていると思います。

ですが、今後、今のお仕事がITの技術でなくなってしまうというお話がある中で手に職をつけようとIT業界に目を向ける方がいらっしゃるかと思います。

今回は、そういったIT業界に興味を持った方の中でも「SES企業」という言葉に関心がある方向けにつらすぎる・やめとけの声に反論する理由など私の経験やネット上の声をもとに記事を書きました。

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そもそもSESって何?

SESとは、System Engineering Serviceの略で、ソフトウェア(処理をコントロールするプログラム)やシステム開発、運用、保守を他の企業にお願いする委託契約の1つになります。

ある1つの業務に対して、技術者の労働力を提供する契約です。

といういう事は、依頼された仕事で出した成果(請負)と言うよりは、提供した労働力に対して対価が支払われるという事になります。

SESの働き方は?

働き方は、どのような感じなの?、と思われる方がいらっしゃるのでは?

入社した会社でお仕事をするというよりは、入社した会社のお客さんのオフィスに派遣されて技術を提供するという形になります。

就業先との契約によりまちまちですが、短いと3か月くらい、長いと5年前後(勿論、それ以上も)と考えて間違いないと思います。

SES企業とは?

それでは、本題に入りましょう。

SES企業とは、結局のところ技術者をある会社へ派遣する企業の事を指します。

そして、企業同士の契約はSES契約という業務委託契約(準委任契約)というものに当てはまるようです。

準委任契約は、客先常駐している社員は自社からどんな仕事をするかといった指揮命令を受けて仕事をします。

という事は、客先の社員からは指揮命令を受ける事がないという事になりますね。

ですが、客先常駐している自社の社員からは指揮命令を受ける事はあります。

派遣には準委任契約の他に一般的に知られている労働者派遣契約というものが存在します。

こちらは、仕事の指揮命令者がお客さん側が行います。

その為、自社から紹介された仕事内容以外にも「人数がいないからこれやって!」と言われたらやる事になります。

SES企業 やめとけって?

上記では、SES企業の契約形態についてご紹介しました。

就職しようか考えてネットで検索してみると、以下のような表示をご覧になられた方はいらっしゃるのではないでしょうか?

※「SES企業」で検索した場合です。

※クリックすると画像が拡大します。

検索キーワードとは、多く検索されている単語になりましてその中に「ses やめとけ」というワードが入っております。

その理由は、恐らく「給料が上がらない」という事が考えられます。

準委任契約は、エンジニアの年齢やスキルに応じて単価が決まっています。

新人エンジニアの単価は、大体50~60万円。

初任給は、約20万円前後が多くそれ以外のお金は自社の利益となります。

単価に対しての給与が低いというのがお分かりになると思います。

そして、SES企業の利益の生み出し方を考えると、お客さんに多くの人材、さらには良いスキルを持っているエンジニアを雇えば利益に繋がるという事になります。

SNS上にもこんな書き込みがたくさん存在します。

 

もちろん、全てのSES企業がこれらに当てはまるとは限らないので参考までに聞き流して頂ければと思います。

ただ、こういったお金がらみで社員を振り回してしまう企業が多いのが事実なのかもしれませんね。

私の経験上で言うと…。

給料が上がらないという点については、私の経験上派遣される現場によると思います。

LinucやCCNA、CCNPなど数多くの資格を持っている人でも実はその現場にいるが故に給料が上がっていないという事があるようです。

現場を移動できれば、今以上に給料が高く跳ね上がる人もいるようで…。

また、新入社員の場合ですと年齢や過去の職務経歴に関係なく高卒並みの給料だったりします。

ですが、こちらはあくまで給料を軸に見たSES企業についてでしてもちろんSES企業で働くメリットはあります。

この点については、この記事内で後程ご説明致します。

SES企業 つらすぎる理由とは?

引用:https://futurizm.jp

SES企業に入社した後に出てくるつらすぎる理由とは、給与が低いという事以外に何かあるのでしょうか?

これは、色々ありまして求人票に片道1時間30以内の場所に配属されると記載があっても2時間前後かけて出社されている人がいたり、自社の人と交流が少なかったり…。

ここでは、上記に挙げたようなSES企業に入た事で出てくるつらすぎる理由について説明致します。

異動は資格ありき

現場の異動って案件や自社の方針によりますが大体1~3年、長いと5年とかで現場が移り変わります。

その際に必要なのが「資格」。

会社によると思いますが、お客さんと面接する際に「スキルシート」というのを提出します。

ここには、職務経歴や資格を書く欄があり面接する方はそこで「うちの会社で仕事が出来るか」を判断します。

・Linucレベル1→Linuxの操作や管理が行える。

・CCNA→ネットワークの知識がある。

みたいな感じで見られ、評価されます。

でも、資格を持っていないと現場は変わっても電話の受付→印刷作業、みたいに「これIT?」と感じるような現場ばかりに配属されてしまいます。

中には夜勤をやる現場もありますので、夜勤をやりたくない思っている人でも資格を持っていなければ日勤の現場へ行くことは難しいでしょう。

つまり、資格は自分が希望する仕事に就くための切符みたいなもの。

自社からするとエンジニアを高く売れるので、営業の方によっては煽ってきます。

ですがここで注意なのが、「資格を持っている=仕事ができる」という事ではありません。

資格は、机上訓練みたいなもので実際にその知識を使えないと意味がないと言えるでしょう。

その為、1年、2年と勉強してとった資格でもそれを有効に使えるかは現場や自分次第。

人によっては、体力・時間を沢山かけたにもかかわらずその分が給料が上がったり、技術を伸ばせる現場に配属されるかはタイミングや営業の腕などによる運次第と言えます。

なので、「将来役立つかもしれないから~の資格を取ろう」と思えない人はSES企業への就職はおススメ出来ません。

(ですが、そんな人にもメリットはありますよ。)

他社のSES企業の社員との壁が出来る

これは、人それぞれ受け止め方が違う為一概には言えないので参考程度に…。

入社して半年、1年の人ってある亭でその現場のお仕事は身についてきている事かと思いますが、まだまだ未熟な部分はあります。

そんな時は、周囲の人が教えてくれるはず…、と思いきや相談すると、

「だったら他の現場に移った方が良いよ」

「あなたはこの現場では難しいから」

なんてことを言われることがざら。(もちろん相性があるかもしれませんね。)

でも、後輩社員に対しては身振り、手振り教えていたりして…。

こういうのは良くあるそうで、他社から来た社員まで教える気がない人が多くいるとか。

その為、どんなに知識やスキル的に優秀な人でも直接教わる事は期待できない場合があります。

教育はほぼ無いに等しい

教育についてですが、自社でもお客様先でもほぼ無いので期待しないほうが良いです。(もちろん現場によります。)

私が入社した会社は、マナーやエクセル(基礎的な事)、情報セキュリティ、ITILの勉強会などが研修として行われ期間として1週間程度。

その後、お客様先でお仕事をするのですが、ここでも情報セキュリティや施設の紹介程度で入場初日からシステムに触りました。

もちろん、教育という形でSES企業から派遣されている方から指導をして頂きましたが入場して1週間後には周りの人と同じ勤務時間で夜勤もこなしていきました。

それだけ、人の移り変わりが多く早く慣れてほしいという思いだと思います。

ですが、皆さんが考えているような研修(練習環境での機器の操作方法、用語の説明)とかはないと思ったほうが良いです。

というかそんなの準備されていないので、日々の業務で慣れる事、さらには自分で用語を調べていく事が必須になります。

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SES企業 やめとけの声に反論すると・・・。

ここまでSES企業に対して否定的な言葉を並べてきましたが、ネット上のやめとけの声に反論する形でメリットだってあります。

経験値を詰める、未経験でもIT業界に挑戦できる、資格祝い金を出してもらえる、こんなことが言えるのではないでしょうか?

経験値を詰める

ここの捉え方は人それぞれ違うと思います。

ここでは仕事の数を多く携われるという点について説明致します。

と言うのも、1つの現場にとらわれずある程度年数を積めば違う現場に配属されるというのが当てはまります。

運用でも日本中にはいくつもの会社が行っており、喉から手が出るほど人は欲しいはず。

同じ運用でも日立やNECなど使うソフトウェアが異なります。

その為、経験を積んでおけばご自身が行うお仕事が無くなるという事は考えにくいと思います。

もちろん、技術やスキル、さらには人間性も含めての事ではありますが…。

未経験でも入れる

IT業界に入るには、ITの勉強をしていたり、情報処理の学部を出ていないと就けないかと言うと全くそんな事はありません。

むしろ、文系で前職は営業、公務員…、人によってはフリーター。アルバイトだったという人だっています。

年齢は、20代半ば、30代前半などあまり限りはなく初めて触れる世界に入りやすいです。

それだけ、どこのSES企業も人が欲しいですし、もちろんお客様側だって同じ。

仕事内容は、オペレーターや事務作業、運用、監視など入社した会社や時期によって変わるので人それぞれと言うところですね。

なので、年齢や学歴と言ったところで入れるか不安な方は是非入社試験を受けてもらいたいものです。

資格祝い金を貰える

これは、物凄く大きいのではないでしょうか?

もちろん全てではありませんが、会社が推奨している資格を取る事で受験料+祝い金を頂けます。

(受験料に関しては、2回目までだったり、1回目しかもらえなかったり会社によって違いがあります。)

・ITパスポート→5700円

・CCNA→1科目 39000円 2科目 19800円

・Linuc→レベル1/レベル2 16200円 レベル3 32400円

これらは、1回の受験料になります。

物凄く高く感じる方はがいらっしゃるかと思いますが、これを受ける事で受験料や祝い金を頂けるなんて物凄く恵まれた環境だと思いませんか?

ちなみに、場所によっては対策本も頂けるようです。

資格祝い金、受験料、さらには対策本も頂けるとなると、資格を資格を勉強して市場価値を高めるきっかけになるかもしれませんね。

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SES企業の見分け方は?

SES企業のメリット、デメリットは分かったからどうやって見分ければ良いの?と思いますよね。

それでは、入社する前にわかる点を紹介致します。

求人情報が常にある

採用活動をしている企業ってある程度の人数を採れたり、募集期間が終了したらまずは採用活動をストップします。

しかし、SES企業は毎月の様に採用活動を行っております。

理由は、IT業界全体が人材不足という事もありどの会社も人を送り込みたいということが挙げられるでしょう。

ですが、それ以外にも会社の利益を上げる事が目的だったりします。

だって、人を多く獲りお客様側に派遣すればそれだけで利益を生み出せる仕組みだから。

とは言え、就職活動をしている人がそこまで見る必要はなく、IT業界に挑戦できる機会が多くあると捉えて問題ありません。

勤務時間が「客先に準ずる」と記載あり

これは、まさしくSES企業と言えるでしょう。

なぜなら、エンジニアをお客様側に派遣しているからです。

日勤でも8:45~17:15のところもあれば、9:00~18:30のところだってあるでしょう。

中には交代勤務もあり、お客様が多種多様なだけに勤務時間は様々

その為、「客先に準ずる」という表記がされるのですね。

オフィスが小さい

なぜオフィスが小さいかって?

それは簡単な話で、オフィスにいる社員の数が少ないから

いるとしても、営業担当、経理、採用担当、研修担当くらい。

もちろん、入社して早々の研修は自社で行いますが数日で新入社員は現場に配属されますので大きくなくて済みます。

SES企業に入るのなら…。

では、これからIT業界に、SES企業に入る事を検討している方に向けてひと言お伝えします。

覚悟を持ちましょう!

なぜなら、以下の理由が挙げられるからです。

・資格取得には時間、体力が必要

・未経験から入った場合、用語やシステムの仕組みを覚えるのに時間がかかる。

(もちろん、未経験に関わらず必要な事です。)

・運に左右される

・運用、監視のお仕事に就けたとしても未経験にとっては厳し環境の場合がある

これらの事は、教育や実践できる環境かどうかにもよりますが全て私たちにとって都合の良い現場なんてないと思ったほうが良いでしょう。

しかも、これは入社したタイミングや出会った人といった自分ではどうもできない部分です、

ですが、そんな環境でも1日でも長く経験を積み、学びを増やす為に自分で判断し、自分の力で前進する力が必要になる事は間違いありません。

手順書なんてなかったり、指導して頂く人が丁寧に教えてくれないとかよくある事のようです。

もちろん、IT業界やSES企業に限った話ではありませんが自走するくらいの意気込みで入社する事をおススメします。

そして、いつかは収入を上げたり仕事の難易度を上げる為にも転職する事を前提に仕事に取り組んだ方が良いと思います。

まとめ

この記事では、SES企業や入社するメリット、デメリットなどについて書いてきました。

決してSES企業を否定する気はさらさらありません。

ですが、働いてみて疑問に思う事はいくつか出てきたのが事実。

その為、皆さんにはこの事を知って頂きたく書きました。

是非参考にしてみてください!

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